『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



「もう済んでる」

「え?えっ?」

いつの間に?

私、払ってない。


「俺からのプレゼントだ」

「プレゼント?」

先生から私への…プレゼント?

「あぁ」

「あ、でもタグが…」

タグが付いていた場所を手探りで探してみても見つからない。


「外した」

「は?いつ?」

「さっき」

「さっき?」

「試着室で外した」


あぁ…あれ。

抱きしめてた訳では無く、タグを外してくれてただけ……

真実を知った今、急に恥ずかしくなる。


「…そ、そう、なんだ」

期待なんてしてなかった筈なのに恥ずかしく思うのは、結局期待していのかもしれない。