「いや、そういう問題じゃなくて…一応、私も女なんですけど」
「気にしてんじゃねぇよ。それに、他のヤツには見えねぇよ」
「先生には見えるし」
「うるせぇな」
苦笑いした先生に抱きしめられた。
先生の香りが一段と鮮明になる。
首筋に先生の顔が埋められ、温かな息が掛かりくすぐったさに身を捩(よじ)る。
「動くな」
小さく吐かれた声が耳に直接響き、鼓動が大きく胸打つ。
「よし、もういいぞ」
期待してた訳ではないけれど…
先生の温もりをもっと感じていたかった。
「これ履いて出てこい。着てた服はこん中入れとけ」


