『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



「終わった」

「そっか。じゃ、そろそろ部活行こうか」

「そうだね」


部室へと向かう私達の会話はいつもと同じ。

だけど、少しだけ違うのは……

2人で並んで歩く……その隙間。

友達同士にしては、少しだけ距離のある隙間。


全てが同じでも、その中にもやっぱり違いは出てきてしまうもの。

それは、仕方がないのかもしれない。



今は…それでいい。





部室に入り着替え始めた私は、

「……あっ」

小さな声を上げた。

「どうした?」

カーテンの向こうに居る葉山から声が掛かる。