『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



「そうだね。亜耶の言う通り、保健室行って来た方がいいよ」

強引な亜耶とジェントルマン葉山の二人に保健室へと連行された。



「失礼します。先生居る?」

先陣を切って入って行った亜耶に続き室内に入ると、消毒液の匂いが鼻を掠める。


「居ないのか?」

「居ないみたい」

「亜耶、消毒とか出来んのか?」

「馬鹿にしないでくれる?私にだって、これ位出来るわよ!」


徐(おもむろ)に棚を漁り出し、消毒液と脱脂綿、絆創膏を取り出すと、

「そこ座って」

白いカバーの掛けられた丸い椅子を指す。