また二人の口論が始まった。 「だったら、何で吉沢に抱き着いてんだ?」 「私の勝手でしょ?あんたには出来ないからって、僻(ひが)んでじゃないわよ!」 「全く僻んでないしな」 「はい、はい」 止まる事を知らないらしい。 「ちょ、ちょいストップ!私なら大丈夫だから!擦りむいただけだし!」 二人の間に入り込み、やっと口論は終わったのだが… 「理恵なら大丈夫かもしれないけど、一応消毒しに行くわよ!」 「いや、本当に大丈夫…ば、絆創膏あるし!」 「駄目に決まってるでしょ?」