『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



「おい、大丈夫か?」

割り込んできた先生は、私を見据える。

「は、はい。大丈夫です」

「なら、そんなとこにいつまでも寝っ転がってねぇで、それ持って来い」


これでも心配してくれてるのだろうか?


「あっ、はい」

彼女に手を借り立ち上がると、クラスのみんなに見られていた事を知り恥ずかしくなった。


「ありがとう」

彼女に小さくお礼を言い、答案用紙を先生に渡した。

「馬鹿が。後で保健室行って来い」

「え?」

「膝から血が出てる」

「本当だ…」

「手当てして貰え」

「…はい」