嫌でも視界に入る。
亜耶はどう思っているのだろう?
「なんだとはなんだよ!ひでぇ。おっ、理恵ちゃんも一緒か。珍しいな。そうだ亜耶、食ってばかっかだと太んぞ」
「理恵は強制連行なの。少しくらい食べたって、太りません!…で、愁兄はこれからデート?」
ご機嫌で話す愁先輩に、亜耶はいつも通りに接している。
これじゃ…
私の方が、やるせない気持ちになる。
どうしても、愁先輩の左側に視線が向いてしまう。
凝視している訳ではなく、チラチラと何度も確かめてしまう。
愁先輩の左腕に抱かれた…
ショートカットのケバい女。


