『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



カツカツカツ

足音がさらに近くなる。



ガラッと開いたドアに視線も向けずに、

「先生、ちょっとだけ待って。すぐ終わらせるから」

そう言った私の頭上から

「毎日残っていたのは、お前か」

その低い声に胸が高鳴った。



朝礼以来、ほとんど聞く事の出来なかった声が、頭上から降り落ちてきた。

マイクを通った声より、少し低めだけど、間違えたりはしない。




まさか…