『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



その後、いろいろと雑務を教えてくれた。

同じ学年だと云うのに、彼女はしっかりしている。

だからこそ、副部長に抜擢されたのだろう。


「まぁ、一通りこんな感じかな?分からない事があったら、遠慮なく聞いてね」


そう言って練習に戻って行った彼女の後ろ姿が、凛々しく感じた。



この日の仕事は、タイムを計ったり、草むしりをしたりと簡単な仕事ばかり。

それでも、あっという間に時間は過ぎ、西にも明るさはどこにもなかった。