午後の授業なんて上の空。 油断をするとたちまち緩むだらし無い顔。 妄想をしてはニヤニヤしている。 傍から見れば、かなり危ない人。 今はそれでもいい。 先生と一秒でも一緒に居たい。 一人百面相をしていると、視線を感じる。 それは、私の左側。 ここは2階。 まっ、まさか幽霊? それとも宇宙人? どちらにしても会いたくはない。 怖いもの見たさ。 好奇心に負け、恐る恐る見てしまった。