「ったく、あんたってば本当に他人に興味ないんだから」 「すみませんね」 亜耶の言葉は流し口先だけの謝罪。 そんな謝罪に亜耶からの制裁が下ったのは言うまでもない。 「おーい。俺の存在忘れてる?」 あー…すっかり忘れてた。 んと…何だっけ?香山?桧山? …何か違うな。 「葉山、あんたまだいたの?さては私のストーカー?!」 そうだ!葉山だ! 葉山ね。覚えた。 多分…