亜耶の攻撃に、口をぽかーんと開けたハゲ頭。
クラスのみんなは目をぱちくりとさせている。
そんな中、一人の男の子がいきなり拍手をし出した。
「亜耶、お前よく言った!俺もそう思ってたんだ」
豪快に笑う彼は、手を叩き続けている。
そんな彼に同調するかの様に、次第に拍手の数が増えていく。
「全くお前らは。吉沢、これを放課後持って来なさい。今回は多めに見るが、次はないからな」
それでも、テストは無くならない。
「はーい」
テスト用紙を私が受け取ったのを確認すると、秋山先生はブツブツと言いながら教壇へと帰って行った。


