「ちょっと!理恵、病み上がりなんだけど?!先生酷い!」

私の味方をしてくれるのは亜耶。


普通の先生は、亜耶が口を挟んだ時点で白旗を上げる。

口では負けるから。


なのに…

「何も酷くない!何ならお前も一緒に残ってもいいんだぞ?」

何なの?このハゲ頭。


怯むどころか、反撃をしてくる。

でも、そこは亜耶。

黙っている訳がない。



「何で私まで巻き込むのよ!おかしいでしょうが!?そもそも、先生の授業が面白くないのよ!真面目に授業受けさせたいのなら、面白い授業して!!」