『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



「愁っ!!」


堪らず叫んだ女に、

「はぁ?誰だお前?俺はあんたの名前も知らないね」

温度の無い言葉を突き刺す。


「何言って…「でも顔は見たことあんな。

んー…あっ!思い出した。思い出した。

確か…俺、あんたに亜耶に手出したら、承知しねぇって言ったよな?」

女の言葉を遮り、またもや軽い口調で女に歩み寄る。


今はあと少しで唇が付いてしまうんじゃないかと思う程の近さ。

先輩の目力に萎縮する女。

多分…先輩は怒ってる。


それも本気で。

軽い口調とは裏腹に、怒りに満ちたオーラを放っている。