「ワガママなんだよ、里穂は」
自分の昼ご飯を頬張りながら漏れた言葉に、一緒にご飯を食べてた母さんがクスッと笑った。
「病気のときはワガママになってもいいのよ。ただでさえ、他の人にうつらないようにって離されて寂しい思いしてるんだから」
「わかってるよ」
ただ、何もしてないのにバカって言われたことが悔しかったんだ。
ほんとは里穂の目が涙で潤んでたことも気がついてるし、なにより声が震えていた。
「りんごゼリーなら食べられるかな?」
「えっ?」
「里穂ちゃんりんご好きでしょ?材料もなんとかなるし、作ってみようかな」
「俺も」
普段台所に入るのは冷蔵庫に用があるときだけの俺が、このとき初めて母さんの手伝いをしてみようと思った。
というか、里穂に何か食べて欲しいって気持ちがあったから。
「りんごジュースと、ゼラチンはないか。でも寒天でなんとかなるかな」
「俺がやる」
なんだかよく分からなかったけど、なぜか自分からやると言っていた。
自分の昼ご飯を頬張りながら漏れた言葉に、一緒にご飯を食べてた母さんがクスッと笑った。
「病気のときはワガママになってもいいのよ。ただでさえ、他の人にうつらないようにって離されて寂しい思いしてるんだから」
「わかってるよ」
ただ、何もしてないのにバカって言われたことが悔しかったんだ。
ほんとは里穂の目が涙で潤んでたことも気がついてるし、なにより声が震えていた。
「りんごゼリーなら食べられるかな?」
「えっ?」
「里穂ちゃんりんご好きでしょ?材料もなんとかなるし、作ってみようかな」
「俺も」
普段台所に入るのは冷蔵庫に用があるときだけの俺が、このとき初めて母さんの手伝いをしてみようと思った。
というか、里穂に何か食べて欲しいって気持ちがあったから。
「りんごジュースと、ゼラチンはないか。でも寒天でなんとかなるかな」
「俺がやる」
なんだかよく分からなかったけど、なぜか自分からやると言っていた。


