君の隣~番外編~

「修斗、里穂ちゃんに何食べたいか聞いてきてくれない?」


「わかった」


里穂が眠ったあと、隼人や廉の遊び相手になったり、里穂の様子をそっと覗きに行ったりしていたら、いつの間にか昼になっていた。


静かに里穂が寝てる部屋に入って、そっと様子を覗いてみる。


「里穂?」


声を掛けると、ゆっくりと里穂の目が開いた。


「修斗?」


寝起きと熱で焦点が合ってない目を、俺に向けてくる。


「もう昼だぞ。何食べたい?」


「いらない」


「いらないって・・・」


即答されて、正直困った。


「食べたくないもん」


「でも食べないと治らないぞ」


枕元に座って何個か食べ物の名前を挙げてみるも、どの食べ物にも里穂は首を横に振るだけ。