君の隣~番外編~

それからしばらく大学やバイトの話をして盛り上がっていたけど、ふと途中で記憶が途切れた。


「ん?」


「起きたか?」


「なんでおんぶ?」


「いくら起こしても起きないからだろ」


いつの間にか真っ暗な道を、修斗におんぶされて歩いていた。


「私、眠っちゃったの?」


「覚えてないのかよ。途中でぐっすり眠り込んでたじゃん」


修斗の話によると、綾香たちと話してた私は、いつの間にかテーブルに頭の乗っけて眠りこんでいたらしい。


修斗が何度も揺り動かして起こしてくれたけど起きなくて、私にコート着せマフラーを巻きつけ、修斗におんぶされてお店を出てきたらしい。


「迎えは?」


「あーめんどいからやめた。お前飲んだのバレたら、おじさんとおばさんに怒られるだろ?」


「かなぁ?」


お父さんと、お母さんに怒られるかな?


でもお酒美味しかったし、別に怒られてもいいかなぁ。