君の隣~番外編~

顔を上げると、暗闇でも分かるくらい修斗の顔は真っ赤だった。


「修斗、真っ赤」


「うっせぇ。酔っ払いに言われたくない」


パチンとおでこを弾かれた。


「酔ってないもん」


「確実酔ってるだろ。これからは俺と一緒じゃないと、酒禁止だからな」


「えーおいしかったのに」


「はぁ~」


ブツブツ文句を言う私に向かって、修斗が盛大にため息をついた。


「とにかく禁止!泣いた里穂の面倒見れるの、俺くらいだから」


修斗はベンチから立ち上がると、軽々と私を抱き上げ地面に立たせた。


「もう落ち着いただろ?戻るぞ」


「うん」


手を引かれ中に戻ると、まだみんな楽しそうに飲んだり食べたりしていた。


「あっ、お騒がせカップルが帰って来た!」