君の隣~番外編~

「ふぇ・・・修斗~」


また泣き出して修斗にしがみついた私に、ため息をつきながらも、修斗は私を抱きしめ返してくれる。


「寂しいの、修斗。修斗はもう、私だけの修斗じゃないんでしょ?」


「里穂・・・」


「修斗が遠いの。会えないし、電話の回数も減ったし、それなのに新聞とかテレビには出てるし」


なんだか頭の中がグルグルしてて、自分でも何を言ってるか理解できてない。


「私を一人にしないで。置いてかないで」


「ごめん、里穂」


ギュッと修斗の腕に力が入る。


「ごめん」


いつまでも泣いてる私をギュッと抱きしめ、修斗は優しく髪をなでてくれる。


「聞いて、里穂」


「うん」


「サッカーやってる限り、俺は成長しないといけない。その過程で、ある程度注目されるのはしょうがないって思ってる」


「うん」