君の隣~番外編~

「ただいま」


午後になって、修斗が練習から戻ってきた。


「おかえり~」


そう言って修斗に飛びつくのは、凱斗と果穂。


そんな二人をギュッと抱きしめ、両腕に抱き上げる。


「今日はなにしてた?」


「お父さんの試合のチケット買った!」


「そっか。ちゃんと買えたか?」


「買えた!」


どんなに練習が大変でも、疲れていても、修斗は絶対に子供たちと遊んで話をすることを欠かさない、本当にいい父親だと思う。


「里穂」


修斗が二人を抱っこしながら、お茶を入れてる私に近づいてくる。


「これから行くか?」


「行く!二人とも、お茶飲んだら、お出かけするよ」


そう言って凱斗と果穂の頬をなでたら、二人とも嬉しそうに目を輝かせた。