君の隣~番外編~

「大丈夫だよ」


額に手を置いてみると、じわっと熱さが伝わってくる。


「ゼリー食べるか?」


「うん」


嬉しそうな顔をして、ゆっくりと起き上がる。


「冷たい」


さっきまで冷やしていたゼリーは、熱のある里穂にはちょうどいいみたいだった。


「ありがとう、修斗」


「それ食べて、ちゃんと治せよ」


「うん」


ゆっくりと咀嚼を繰り返す里穂を見ながら、そういえば言ってなかったことがあったと思い出した。


「俺、明日午前練終わったら東京に移動だから。3日くらい来れない」


「そっか。試合出る?テレビでやる?」


「多分出る。テレビでもやると思ったけど」


「ほんと?ちゃんとテレビで応援してるからね」