でもそれは、次の里穂の言葉で一気に吹き飛んだ。
「おいしい。ありがとう、修斗」
「全部食べろよ。薬飲むんだからな」
「うん」
今日家に来てから、初めて里穂が笑顔を見せた。
時間を掛けてだったが、里穂はゼリーを完食した。
この日から、里穂は風邪を引くたびにこのゼリーをねだるようになった。
ちょっと固めの、里穂専用りんごゼリー
どんなに食欲がなくても、このゼリーだけは食べたいって言ってくれるし、笑顔が見れるよになる。
俺が唯一作れるお菓子だ。
「なに、ニヤニヤしてるの?」
「うわっ」
そんなことを思い出しながら作業をしてると、さっきリビングに行ったと思っていた母さんがなぜか台所に戻ってきていた。
「いや別に。ちょっと思い出して」
「なにを?」
「おいしい。ありがとう、修斗」
「全部食べろよ。薬飲むんだからな」
「うん」
今日家に来てから、初めて里穂が笑顔を見せた。
時間を掛けてだったが、里穂はゼリーを完食した。
この日から、里穂は風邪を引くたびにこのゼリーをねだるようになった。
ちょっと固めの、里穂専用りんごゼリー
どんなに食欲がなくても、このゼリーだけは食べたいって言ってくれるし、笑顔が見れるよになる。
俺が唯一作れるお菓子だ。
「なに、ニヤニヤしてるの?」
「うわっ」
そんなことを思い出しながら作業をしてると、さっきリビングに行ったと思っていた母さんがなぜか台所に戻ってきていた。
「いや別に。ちょっと思い出して」
「なにを?」


