君の隣~番外編~

「どんだけ好きって……」


そう言われて、顔が熱くなる。


「照れるな照れるな。サッカーやってるときってお前クール過ぎるんだよ。たまにはそういう顔もしろ」


また声を上げて笑った中澤さんは、バシっと俺の肩を叩いた。


今までしたことない話をしたあとは、真面目にサッカーの話し。


日本代表のこと、海外でサッカーをするということ、ドイツでの生活。


いろんな話を聞いて、結局店を出たのは2時間以上たってからだった。


次の日、俺は一番乗りで練習場に乗り込んだ。


昨日ぐっすり寝たから、体調も万全。


チームスタッフにボールを借りて、一人で自主連を始めた。


見方がいると思って、右サイドからクロスボールを上げる。


「えっ?」


ゴール前にボールが行った瞬間、誰かがそのボールに飛び込んできたからビックリして声を上げてしまった。


「ヘイ、シュウト。ナイスボール」


俺のボールに飛び込んでゴールを決めたのはボルシュ。