君の隣~番外編~

食事に行く決心はしたものの、やっぱり一人で外に出るのは少し不安があったので、中澤さんの誘いは有難く、すぐに返事をした。


街に出ると、中澤さんは多くのファンから声をかけられる。


背が高く、顔もかっこいい中澤さんは、地元のファンから人気があるらしい。


前に日本のテレビで中澤さんの特集をしていて、そう言っていた。


中澤さんが連れてきてくれたのは、こじんまりとしたドイツ料理の店。


「じゃあ、お疲れ」


「お疲れ様です」


ジュースの入ったグラスを合わせて、食事を始めた。


「やっぱり、生野菜はないんですね」


運ばれてきた食事は、パンやソーセージ、肉料理や火の通った野菜。


「まあ、海外の食事はこんなもんだろ。ちゃんと食事に気を使えてるから、お前は成長出来るんだろうな」


「そんなことないですよ。食事に関しては、全部教えてもらったことですから」


「チームでそういう講習があるのか?」


「ありますね。あとは、まあ……」


「まあ、なんだよ」