君の隣~番外編~

部屋に入ってホッと息をつく。


ドイツに来てすぐに練習参加したから、さすがに少し疲れた。


荷物を適当に床に置き、ベッドに横になった。


「眠い。でも腹減ったな」


もしここでサッカーをするようになったら、家事全般は自分でしないといけない。


まあ今年から一人暮らしをしてるから出来ないこともないけど……。


でも、サッカーだけをしてればよかった学生時代や寮生活と比べると、やっぱり不慣れなことが増えて、大変だなとは感じている。


だから今までどれだけ有難い環境にいたかってのも、分かったんだけど。


「なんか食べに行こうかな」


眠かったけど、少しでも疲れた体を回復させるには先に何か食べた方がいいと思い、ベッドから起き上がる。


それと同時に、部屋のチャイムが鳴った。


「おー起きてたか」


ドアを開けた先にいたのは、中澤さん。


「食事行くか?」


「はい」