君の隣~番外編~

頭をポンポン叩く。


「修斗」


ポロポロ泣き出した里穂が、俺に抱きつく。


「いじわるぅ」


「はいはい」


里穂を膝の上に乗せて、頭をなでる。


だから飲ませたくなかったんだよな。


これが俺の傍で家だからいいものの、俺がいなくて男もいるところ、だったらゾッとする。


一体何人里穂にやられる男がいることか。


「修斗」


「ん?」


「私のこと嫌い?」


「嫌いじゃないから」


また頭をポンポンとする。


「でも修斗、意地悪なんだもん」