安楽死


ケータイ小説か・・・

「あの、すいません。
もうそろそろ、部活に行かないといけないんですけど・・・」

「あ、ごめん。どうもありがとう」

彼女は最初と同じ様に軽く会釈をすると、クラブハウスの方に走って行った。


自殺ではない――

そういう結論に近付いてはきたが、私はまだ確信はできずにいた。

彼女が去った後、直ぐに私は渡り廊下を後にして校門に向かって歩き始めた。しかし、校庭を歩きながらも、なぜかケータイ小説という趣味が頭から離れなかった。

「一応、あの2人にも聞いておくか・・・」

私は駅に向かって歩きながら、あの2人にメールを送信した。