「ああ゙―もぅ!やっぱ私帰るわ…。また明日―!」


「「りょ―かあい」」


彩と玲奈はそう言って靴箱まで見送ってくれた。


「行ってくるわ」


私はそう言い残して学校を後にした。




ガチャ


「ただいま―。」


「お帰りなさい―。もう先生待ってるわよ」

母さんは少し
キレぎみだった。

そして私は階段を一段、また一段と上り自分の部屋に入った。