「柚寿」
含み笑いをしながら髪をなでてくれた。
「‥なに?」
「そんなかたくなって無理せんでええから」
柚寿がそうゆうん自分からしてくれたんはうれしいけどな、と、その発言でぜんぶちゃんと見抜かれていることに気づく。
「‥ちょっと焦った」
「え?」
耳元で囁かれて
「柚寿がそんなんしてくれる思てへんかったからちょっとびくったわ」
顔をあげると、葉が真っ赤になっている。
「あ、ばか見んなっ!」そんなことゆってももうおそい。
「葉可愛い」
ニヤッと笑ったら
「生意気」
そのまま葉にくちづけられた―――――。
★END★


