光~君への想い~

「お客様、何か頼まないんでしたらお引き取りください。」

男の手首を掴んだのは、厨房にいたはずの白石だった。
白石は手に力を入れた。
「痛い痛いっ!こんな店とっとと帰ってやるよ!」