一通のメールから始まる恋

ボクはとりあえず家を出ていつもの公園に向かった。
そして公園からアキのいつも帰る方向へ向かった。

いくら探せどもアキの家なんて分からなかった。

名字も分からないのだからいくら探したってみつかるはずはなかったんだ。

いくら探しても何の手がかりもつかめなかった。

ボクはアキに、

《いつもの公園で待ってるから。》

そうメールして公園で待つことにしたんだ。

そのメールがアキが見ていないなんて思わずにただずっと待っていたんだ。