「お兄ちゃん帰ってきたの」
と明るい声で、応答に出た。その声を聞いた直は、声に詰まり、言葉が出ない。
黙っている直に理絵が
「今、何処からなの。元気」
と訊ねて、直が、ようやく口を開き
「すまない理絵・・・」
と呟くように言った。
理絵は、直の言った言葉の意味が分からずに、首をかしげて
「どうしたの、お兄ちゃん」
と訊いた。
直の目には涙が溜まっている。そして理絵に話した。
「勇太が死んだ・・・僕たちの乗る調査船を救おうと、無機物生命体を攻撃して・・・最後は無機物生命体と激突して・・・」
「僕たちを助けてくれた・・・」
直の頬を涙が伝い、止め処なく涙が溢れてくる。
理絵は、言葉を失い、茫然自失と立ちすくむ。
「すまない理絵・・・」
涙ながらの直の声が耳元で響く・・・
理絵は持っていた携帯電話を握り締めたまま、その場にしゃがみこんだ。
そして理絵の目から涙が零れ落ちてきて、携帯電話を手から落とすと、両手を、その場に着き
「うそ」・・・「うそ」・・・・・・・・・・
「ゆうたー」
と叫ぶと、大声をあげて泣き崩れた。
と明るい声で、応答に出た。その声を聞いた直は、声に詰まり、言葉が出ない。
黙っている直に理絵が
「今、何処からなの。元気」
と訊ねて、直が、ようやく口を開き
「すまない理絵・・・」
と呟くように言った。
理絵は、直の言った言葉の意味が分からずに、首をかしげて
「どうしたの、お兄ちゃん」
と訊いた。
直の目には涙が溜まっている。そして理絵に話した。
「勇太が死んだ・・・僕たちの乗る調査船を救おうと、無機物生命体を攻撃して・・・最後は無機物生命体と激突して・・・」
「僕たちを助けてくれた・・・」
直の頬を涙が伝い、止め処なく涙が溢れてくる。
理絵は、言葉を失い、茫然自失と立ちすくむ。
「すまない理絵・・・」
涙ながらの直の声が耳元で響く・・・
理絵は持っていた携帯電話を握り締めたまま、その場にしゃがみこんだ。
そして理絵の目から涙が零れ落ちてきて、携帯電話を手から落とすと、両手を、その場に着き
「うそ」・・・「うそ」・・・・・・・・・・
「ゆうたー」
と叫ぶと、大声をあげて泣き崩れた。

