観光船は平日の最終便ということもあり、由紀たち以外には一組の夫婦が乗っているだけであり、ほぼ貸切り状態であった。
海中公園に到着すると、みんなが座っている展望室が海中に潜水して、海の中の素晴らしい景観が船窓に広がった。
全員が船窓に、かじりつくようにして、海中の世界を見ている。
夕方とはいえ、日没までには、まだ二時間ほど時間があり、海水の透明度が高くて、けっこう明るく、かなり遠くまで見える。
この辺りの珊瑚群は日本本土では最大級であり、海中に美しいお花畑と熱帯魚の群れる世界が続いている。
珊瑚の周りで群れている原色の色鮮やかな熱帯魚を見ながら由紀が
「極楽だわ。極楽の世界だわ」
と呟きながら見ているのが、みんなに聞こえて、理絵と勇太は、滅多に聞かない言葉なので、顔を見合わせてクスクス笑っている。
お婆ちゃんたちも、最近は、あまり使わない表現に何となく可笑しくなって
「由紀さんの言う通りだわ。まるで極楽の世界よね」
と笑っている。
素晴らしい海中の世界を堪能して船は桟橋に戻って来て、六人は口々に極楽の風景を見る事ができて、感激だったと笑いながら話しつつ車に向かって歩いてゆく・・・
空を見上げると黄金色から茜色に変わろうとしている。
海中公園に到着すると、みんなが座っている展望室が海中に潜水して、海の中の素晴らしい景観が船窓に広がった。
全員が船窓に、かじりつくようにして、海中の世界を見ている。
夕方とはいえ、日没までには、まだ二時間ほど時間があり、海水の透明度が高くて、けっこう明るく、かなり遠くまで見える。
この辺りの珊瑚群は日本本土では最大級であり、海中に美しいお花畑と熱帯魚の群れる世界が続いている。
珊瑚の周りで群れている原色の色鮮やかな熱帯魚を見ながら由紀が
「極楽だわ。極楽の世界だわ」
と呟きながら見ているのが、みんなに聞こえて、理絵と勇太は、滅多に聞かない言葉なので、顔を見合わせてクスクス笑っている。
お婆ちゃんたちも、最近は、あまり使わない表現に何となく可笑しくなって
「由紀さんの言う通りだわ。まるで極楽の世界よね」
と笑っている。
素晴らしい海中の世界を堪能して船は桟橋に戻って来て、六人は口々に極楽の風景を見る事ができて、感激だったと笑いながら話しつつ車に向かって歩いてゆく・・・
空を見上げると黄金色から茜色に変わろうとしている。

