【推理の末にー13】


田崎が
それを1から
説明し始めた。







「あの時
銃痕がなかったのは、

川上さんが
横から撃っていない
からだよ。

大久保のノックを聞いた
川上さんは
仲間だと思い、

戸の横に潜むのを
止めたんだ」







その通りであった。






大久保が
うまいことを言い、

銃を川上から借り
発砲しただけである。






なので、
小屋には
横から撃った銃痕も何も
あるはずがなかった。






「うまく
雪男のせいにして、
あの場を
逃れたわけですな。

しかしですな、
川上さんの倒れている
場所が

戸の横では
なかったのでね…

不自然だと
思いましたぞ」







その時も
大久保は
雪男のせいにして、

罪を逃れたのだ