【推理の末にー12】


あの時の推理は
こうであった…







小屋では、
川上が戸の横に
身を潜めていた。







それは
雪男が小屋に入り、

正面などに川上がいたら
銃弾をかわされてしまう
恐れがあるからだ。






戸を三回ノックすると
言うのは、

仲間の合図なので
撃つことはないが、
その合図がなければ
川上は撃つのを
躊躇わない。






雪男は
ノックを知らない
からである。







なので、
合図ナシで
誰かが入ってくれば

確実に一発は
撃つであろう。







その事から、

雪男に
弾が当たったという
推理になった。






それは、
横から一発は
撃ったはずの弾が

小屋に銃痕が
残っていなかった
からである。








万が一
雪男が横からの
弾を避ければ
小屋に銃痕跡は残る、

雪男に当たれば
もちろん銃痕跡は
残らない。






そして、
小屋には銃痕跡は
見当たらなかった…






それで
雪男に弾が当たったと
思うようになったのだ。







だが、
弾は当たったはずなのに
川上は殺害された。






そこで雪男は、
不死身か
若しくは防弾チョッキを
着ていると言う
推測になった。







しかし、
それ自体が全て
間違っているのだ!!