【唐辛子団子ー5】
真横の
すぐ右側の森から、
その音は聞こえた。
(き、きっと
さっきと同じ、
雪が落ちる音だろう…)
もはや、
小川にはその音を
確認することすら
できなくなっていた。
小川の怒りよりも
雪男の対する
恐怖心の方が、
大きくなって
しまったのだ。
「闇」の中の
見えない音は、
これ程まで
恐怖をかきたてる
ものだろうか?
人は怖いと思うと、
普段
気にもならない音にも
怯えてしまうことがある
しかし、
これは明らかに
違っていた。
ジャリ……ジャリ……
気のせいではない、
何かが近付いてくる
音であった。
その音は
だんだん大きくなり、
確実に
何者かがいる気配が
あった。
すると、
真っ黒な闇から
白い巨体がフワっと
見えた。
そして小川は………
………………
真横の
すぐ右側の森から、
その音は聞こえた。
(き、きっと
さっきと同じ、
雪が落ちる音だろう…)
もはや、
小川にはその音を
確認することすら
できなくなっていた。
小川の怒りよりも
雪男の対する
恐怖心の方が、
大きくなって
しまったのだ。
「闇」の中の
見えない音は、
これ程まで
恐怖をかきたてる
ものだろうか?
人は怖いと思うと、
普段
気にもならない音にも
怯えてしまうことがある
しかし、
これは明らかに
違っていた。
ジャリ……ジャリ……
気のせいではない、
何かが近付いてくる
音であった。
その音は
だんだん大きくなり、
確実に
何者かがいる気配が
あった。
すると、
真っ黒な闇から
白い巨体がフワっと
見えた。
そして小川は………
………………



