【二人目の死者ー11】


「ふ~全く大変だな」






と白井はビールを飲んだ






「コラ、
こんな時に

のん気にビール何て
飲んでいるな」






田崎は白井のビールを
取り上げたが、

缶を持つと
ズシっと重たい
感じがした。







あれだけ
ビールを何回も口に
運んだのに、

中はほとんど
減っていないのだ。





「何だ?
全然飲んで
おらんじゃないか」





「当たり前だ。

俺はビールが嫌いだ」






「何をバカなことを…」






「だから、
ビールは嫌いなんだって

体を温めるために
チビチビとアルコールを
摂取していただけだ」






「確かにこれは、

酒が弱い者の
特有の飲み方だが……」






その通り。


白井はアルコール全般が
ほとんど飲めないのだ。


と言うより
炭酸が苦手だった






本当に好きな飲み物は
オレンジジュース。




まるで、
子供である