一日ぐらい私の事いいのに。 お休みしてもいいんだけどな。 でもそれは、隼人さん自身が納得しないだろうし…。 何かいい方法ないかなぁ。 「何もたもたしてる。乗れ」 「あ、う、うん」 授業が終わり正門を出て、いつもの様に隼人さんの車に乗り込む。 なんか私最近、勇人君の事気にならなくなったな。 今まで階段で会えない日は寂しかったけど…今はそれ程寂しくない。