着替え終えるとプールサイドへ出て辺りを見渡した。 祭日だけあってか、結構な人がいるな。 莉子達はまだか。 ビーチチェアーに寝そべり莉子達が来るのを待った。 しかしまさか、仕事とは言えプールに来るなんざ思ってなかったな。 さすがに今日は莉子に発信機をつける訳には行かなかったからな…。 暫くして後ろから賑やかな声が聞こえて来た。 賑やかと言えばあいつ等だろ。 俺は寝そべったまま声のする方へと視線を向けた。