プール当日の朝。 コンビニで海パンを買ってから優花を迎えに行き温水プール施設へと向かう。 車を走らせる事1時間で施設へ着くと、数名の男女が待っていた。 その中には…あいつもいた。 …やっぱりな。 莉子とあいつは…日に日に仲良くなって行ってんだな…。 「ねぇねぇ隼人さんもプール入るの?」 「いや…泳ぐつもりはねぇな」 「えぇーっ?!せっかくだから、泳げばいいのに」 優花は頬を膨らませながら莉子の後から女子更衣室へと入って行った。 …俺も着替えるか。