「ユアリス、そろそろ婚儀の準備をしないと間に合わないわ」 「あっ母様、今行きます」 朝からライトのことばかり考えていたから、時間に気づかなかった。 もう、そんな時間になっていたなんて… ドキドキと胸の鼓動が早くなっていくのが自分でも分かる。 ……うぅ。 緊張するよ~ だけど、ミアリヤさんが準備してくれているウエディングドレスが、 どんな感じなのか想像すると凄く待ち遠しい気持ちがする。