夢とはいえ…… なんつー夢をっ……!!!! まだ残っている柔らかい感触。 俺にとってはあれが人生で初めてのキス。 …エミリアもそうであればいいのに。 そんな事を考えながら、俺はしばらく動けなかった。 ふと時計に目をやると ―午前3時。 「…風呂…行くか。」 そう呟いて、ゆっくりと立ち上がった。 ―2人の想いが通じるのは もう少し先のお話― 【End】