「エミリアー。 今日はもうあがっていいよー。」 太陽が一番高くなったぐらいの午後。 今日はあまり医務室に来る人もなくて、私達はカルテの整理や用具の整頓などをしていた。 そんな中、看護師長に言われた仕事の終わり。 「あっ、わかりました。 お疲れ様です。」 「はい、お疲れー。」 整理していたカルテを棚にしまい、机を片付けてから私は医務室を後にした。