うん、スキ




「わかってた・・・
   白兎くんに逢ってたのも
裕治が本気になってたのも・・・」


「ももッ・・・・」


じっと見つめ合う二人に
     入る隙間なんてない


俺だけ捨てられるなら
いっそ先生の前で命を絶ちたい


先生に見送られたい・・・・


勢いよく立ち上がって
  キッチンから包丁を持ってきた


(捨てられるなら・・・
     せめて忘れないでね)