どうだ!本気だぞ!





本気のキス


しかけた


つもりが


「なにを子供みたいなことしてるの?」


って言われて


簡単に


ペリッ

って感じで唇引き離されて



「こんなことしてもムダ。


社長は

シットなんかしてくれないよ。」



そう言いながら壁下さん

食堂の向こう

想お兄ちゃんたちの方見て



「ほら、社長たち

こっちを見てもいないよ。


ざ~んねん。」


笑って言って



緩んだネクタイ直して


「じゃあね、仕事戻るから。」


ポンポンと私の頭を軽く叩いて


何も言えないでいる私


残して


行っちゃった



って?



「ちょっ・・・


こんなの・・・サイテー!」