自問自答しながら
「こちらへどうぞ。」
リビングとおぼしきところへ通され
「一郎さん、お客様よ。」
壁下さんのお母さんが内線みたいなので壁下さんに言うのを聞いて
お客様・・・
壁下さんのお母さんに『お客様』呼ばわり
なんだか・・居心地が悪い
「一郎たち今来ますから。」
お茶をだされ
フカフカのソファーの端っこで小さくなってる私と対照的に
「ステキなお家ですね。」
なんて部屋の中を歩く
全然物怖じしない篠原
羨ましい・・・なんて
自分のこの経験の無さと乏しい社交性を悔やみながら
待つこと数分―――
「あれ?
何だ、篠原・・・とレナちゃん?」
リビングにやって来た壁下さん
最初に立っていた篠原に気づき
それからソファーの隅の私に気づき
篠原よりも私がいることに驚いてる様子で・・・
「叶くんは?」
篠原がここには居ない叶のことを聞くと
「ああ、叶くんなら離にいるよ。」
と答えて
ああそれで!って顔の壁下さん
私の前のソファーに座ると
「叶くんをつけて来たんだ?」
「こちらへどうぞ。」
リビングとおぼしきところへ通され
「一郎さん、お客様よ。」
壁下さんのお母さんが内線みたいなので壁下さんに言うのを聞いて
お客様・・・
壁下さんのお母さんに『お客様』呼ばわり
なんだか・・居心地が悪い
「一郎たち今来ますから。」
お茶をだされ
フカフカのソファーの端っこで小さくなってる私と対照的に
「ステキなお家ですね。」
なんて部屋の中を歩く
全然物怖じしない篠原
羨ましい・・・なんて
自分のこの経験の無さと乏しい社交性を悔やみながら
待つこと数分―――
「あれ?
何だ、篠原・・・とレナちゃん?」
リビングにやって来た壁下さん
最初に立っていた篠原に気づき
それからソファーの隅の私に気づき
篠原よりも私がいることに驚いてる様子で・・・
「叶くんは?」
篠原がここには居ない叶のことを聞くと
「ああ、叶くんなら離にいるよ。」
と答えて
ああそれで!って顔の壁下さん
私の前のソファーに座ると
「叶くんをつけて来たんだ?」

