「はいはい。
レナも鉄男さんもここ会社ですからケンカなら社員寮でやってください。」
叶が私たちの間に割って入ると
「鉄男って呼ぶな!」
「だって鉄男でしょう?」
「もー!叶くんまで!
今夜覚えておきなさいよ!」
プンプン怒って
行ってしまった篠原
「何の用だったんだろうね?」
「うん。それにしても笑える。」
ぷぷっ
さっきまでのやり取りを思い出し笑い
「あ~でも、『今夜覚えておきなさいよ。』って言ってなかった?」
「今夜?マジ?」
ちょっと青ざめる叶のポケット
ピピピピピの音
「はい戸田です。
あ、壁下さん?はい・・ああ・・」
電話の相手は壁下さんらしく
「叶、壁下さん?
ちょっと、ちょっと代わって。」
叶の携帯を奪おうとすると
「はい、じゃあとで。」
切っちゃった叶
「なんで切っちゃうのよ。」
ガッカリした瞬間
「帰りに壁下さんとこに書類届けるから。」
って叶
それは
「一緒に行ってもいい・・・とか?」
期待を込めた目をすると
「ダメ!伝言あれば伝えるけど。」
と叶
「ケチ!一緒に行ったっていいじゃない!」
全然融通の利かない叶
いいもん!
「分かった。もう行かない!」
ふんっ!
背を向け
ダメって言っても行っちゃうけどね!
レナも鉄男さんもここ会社ですからケンカなら社員寮でやってください。」
叶が私たちの間に割って入ると
「鉄男って呼ぶな!」
「だって鉄男でしょう?」
「もー!叶くんまで!
今夜覚えておきなさいよ!」
プンプン怒って
行ってしまった篠原
「何の用だったんだろうね?」
「うん。それにしても笑える。」
ぷぷっ
さっきまでのやり取りを思い出し笑い
「あ~でも、『今夜覚えておきなさいよ。』って言ってなかった?」
「今夜?マジ?」
ちょっと青ざめる叶のポケット
ピピピピピの音
「はい戸田です。
あ、壁下さん?はい・・ああ・・」
電話の相手は壁下さんらしく
「叶、壁下さん?
ちょっと、ちょっと代わって。」
叶の携帯を奪おうとすると
「はい、じゃあとで。」
切っちゃった叶
「なんで切っちゃうのよ。」
ガッカリした瞬間
「帰りに壁下さんとこに書類届けるから。」
って叶
それは
「一緒に行ってもいい・・・とか?」
期待を込めた目をすると
「ダメ!伝言あれば伝えるけど。」
と叶
「ケチ!一緒に行ったっていいじゃない!」
全然融通の利かない叶
いいもん!
「分かった。もう行かない!」
ふんっ!
背を向け
ダメって言っても行っちゃうけどね!

