必要以上に背が高くて

なんとな~く頼りない?そんな感じが漂ってる能成くん


「木偶の坊ねぇ・・よく言ったもんだな。」

父の並木鉄太が感心したように言うと

「ですよね?よく知らなくても見れば分かりますよ。」

と篠原

「見ればって・・勝手なこと言わないでくださいよ。

俺は、これでも副社長秘書なんですから。」

と言い返す能成くんに

「副社長秘書!?ぶっはっ!」

コーヒー吹き出した篠原

「うわっ!汚いなあ・・つか、そこ吹き出す理由が分かりませんよ。」

マジメな顔して言う能成くん

「あんたが副社長秘書って会社大丈夫なの?」

「心配には及びません。」

なんだかバカにされてるのを分かってるんだかいないんだか?


胸を張って言う能成くんに

「そうだな、まあ、レナなんか社長秘書なんだから能成だって大丈夫だな。」



笑いながら言い

「ですよねぇ。」

って能成くん


私の話を出さないでよね!


「え~、この二人が秘書って本当に会社大丈夫なの?」


ムカッ!

篠原め!