「お休み取れるか心配して損した。」

仕事中に航空券の手配

「泊まるのは壁下さんの部屋で・・・

そうだ!帰りに勝負下着だ!」


そうして

翌日――――

飛行機は

ビューン!

いっきに九州へ!

「今の時間なら直接会社に行っちゃえばいいよね?」

なんにも考えてない。

もちろん壁下さんにも言ってない。


「驚くかな?喜ぶかな?それとも・・・」

考えたってショウガナイ。

行くしかない!


バタン!

会社の前

タクシーを降りる



「え?レナちゃん?」

もうそこで壁下さんに遭遇!


「壁下さん!」

両手広げて

壁下さんに抱きつこう



した

途端

「ダレ?」

って

壁下さんの後ろから一歩

歩み出て

壁下さんの腕を掴んで聞いた女

なっ、何その手!

私の壁下さんにくっつかないでよ!