「あれ?まだ起きてたの?」
お風呂から戻った壁下さんを廊下で待ち伏せ。
「うん。一人じゃ淋しくって。」
とか言って
壁下さんが自分の部屋のドアを開けたと同時にマクラを持って滑り込み
「一緒に寝よっ」
って
かなり私的には心臓バクバク状態
にも関わらず平静装って言った
のに
「添い寝しろって?
悪いけど、僕一人じゃないと寝れないから自分の部屋に帰ってくれる?」
呆れたように
そして
すごく面倒くさそうに言って
私を部屋から追い出しにかかる壁下さん。
背中を押されながら
「ちょっ・・・待ってよ!」
なんとかドアのところでふんばって
「ヤダ!壁下さんと寝るの!」
「いいから、ちゃんと自分のベットで寝なさい!」
「ヤだってば!」
だって
もう後に引けない
バージンの私が誘ったんだから!
って
必死だったのに
ヒョイ!
と
また軽く抱えられ
「なっ・・ちょっ・・」

